2022年4月の和歌山を巡る5泊6日の旅行記の第4弾です。
旅のテーマは「独特の地形・地質を堪能」「オーベルジュでグルメを満喫」、「アドベンチャーワールドのパンダと対面」、「世界遺産~熊野・高野山エリアでの心の癒やし」です。
今回は旅の最大の目的である「熊野古道を歩いて熊野三山を巡る」についての2回目です。
これまでの旅の内容については以下の関連記事を参照ください。
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新宮にある熊野速玉大社・神倉神社に向かいます
補陀落山寺を後にして、新宮にある熊野速玉大社に移動します。
熊野の神々は神倉山のゴトビキ岩に降臨され現在の神倉神社の場所に祀られていましたが、二千年ほど前に熊野川沿いの熊野速玉大社の地に遷りました。こうした背景で神倉神社の『旧宮』に対して熊野速玉大社のあるエリアが『新宮』と呼ばれることになり地名にもなっていきました。

主祭神は熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神 (いざなみのみこと)で、そもそもの自然信仰が神話の世界の神様とつながって祀られています。また、神様はその姿を直接見ることができなので、姿を仮に仏に変えて現世に現われるという神仏習合の熊野権現信仰という独特のスタイルが確立しました。

自然信仰、神話の神様、仏様を融合してしまうなんて日本人の信仰の柔軟性をよく表してますね。
熊野速玉大社に参拝
まずは熊野速玉大社に参拝です。駐車場がすぐ隣にあるため、那智大社のように坂を上ったりすることなく楽に参拝できます。







神倉神社に向かいます
熊野信仰の原点とも言える熊野速玉大社の摂社「神倉神社」までは1km程度町中をあるいていきます。

鳥居からみると急峻な石段が続いています。この石段は神倉神社の社殿まで538段あり、熊野古道の一部となっています。


「高齢の方、足腰のバランスの悪い方等は絶対に上らないこと」という注意書きが入口にあり少し不安
鳥居前で木の杖を借りて上っていきました。

何とか上り切って社殿に到着すると、ご神体であるゴトビキ岩(ゴトビキとはヒキガエルのこと)が目に入ってきます。ただ大きいだけでなく、神々が降り立った場所にふさわしい神々しさが感じられます。



言葉では言い表せないほど威厳に満ちています。

社殿から麓の方に目を向けると、新宮の街並みが一望できます。

参拝が終わるとまた急峻な石段を麓まで下りていきます。

毎年2月に行われる祭りではこの石段を御神火の松明を持って夜の闇を駆け下りるということで、実際に上り下りしてみるとその大変さがよく分かります。


神聖な気持ちで無心になると怖さも吹き飛ぶというのは人間のすごい所ですね。
川湯温泉に向かいます
神倉神社の参拝を終えた後、速玉大社の駐車場に戻り当日の宿泊地である川湯温泉に向かいました。
川湯温泉は川底から70℃以上の源泉が絶えず湧き出すところから名づけられた熊野詣での旅人のための温泉地です。

「旅の宿 しば」に到着
この日から「旅の宿 しば」に2連泊しました。ここは口コミ等を参考に楽天トラベルで予約しました。キッチン付きの1棟貸しということでコロナ禍で落ち着いて過ごせるという点が決め手となりました。



利用するのにちょっと勇気のいる露天風呂ですね。
こちらの宿の温泉は目の前の川の源泉から直接引いており、高温で湯を溜めて適温まで冷ましてから入浴するという贅沢な経験ができます。自分たちは利用しませんでしたがバーベキューテラスがあったりカラオケ設備も整備されており、大人数の家族や仲間でも大いに楽しむことができると感じました。
「旅の宿 しば」に泊まってみて
オーベルジュのような特別感はありませんが、自分の家のようにくつろいで過ごせました。オーナーがとても気さくな方で熊野本宮のお話をしてい頂いたりして楽しく過ごせました。皆さんも熊野に行く機会があったらお勧めの宿です。
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